2013年11月29日金曜日

「やっぱ左回りで」

こんばんは。だいぶ冬が近づいてきましたね。


さて突発1min.作品制作企画の第二弾、

「『やっぱ左回りで』を最初のフレーズに使う1分以内の作品を作る」

の完成披露宴が本日の部会後に行われました。


今回は2週間の制作期間をおいて3本の「やっぱ左回りで」が出品されました。
 そもそも1分の時間制限を守っていなかったり左回りがどうでも良かったりするあたり
さすがはデパルマというべきか・・・でも今回はオチではなく出だしの指定だったので
それぞれ個性的な作品が完成されたと思います。

ある作品ではキャンパス内で見かけた方にエキストラの出演をお願いしたとのことで
出演してくださった皆様方本当にありがとうございました。

折角なので今回はYouTubeにアップロードしました。


◎1作目

◎2作目


そして3作目・・・の前に、これは前回の突発企画『これだから文学部は』 にて制作された
『スーツケース太郎』の続編として作られたので前作をお先にどうぞ。
(まったくもって「これだから文学部は」というセリフの必要性を感じない・・・)

そして「やっぱ左回りで」版スーツケース太郎がこちら


若さと勢いだけで作ってしまった感が・・・。
内容について深く問われてしまうと困る部分もありそうな気がしますが、
この1分程度の作品を作るにあたってカット割りや照明、効果など工夫が盛りだくさんです。

いきなり「自主製作映画」として認知してもらえるような長い映像作品に入るのは大変ですが
こうやって機会を設けて新たなことにチャレンジする、とてもいい雰囲気が生まれています。

そして当然のごとく次回の企画も決まりました(笑)

次回企画は「唐揚げと錠剤が登場する最長3分の映像作品をつくる」です。

1分以内、オチ固定の制約から始まって、いよいよ本格的な自主作品制作が始まっていく予感!


もちろん、このような企画だけでなく、冬上映会に向けての作品制作も進んでいます。

ちょっとだけ様子を公開!今回は小松監督による “0th sence”から




 主人公のアジトでのワンシーン







 



松島でのシーン











ノスタルジックな日暮れが印象的です









3月15日にせんだいメディアテークのシアターでこの綺麗な映像をお届けいたします!

今日は映像や写真が盛りだくさんでお腹一杯な記事になってしまいましたね。
それではまた。




とむ

2013年11月18日月曜日

「これだから文学部は」

こんばんは。

秋季番外上映会以降かなり活動的になってきたデパルマです。


先日15日の部会後に突発企画

「『これだから文学部は』というセリフを最後に用いた1分以内の映像作品を作る」

の鑑賞会が行われました。

この企画が誕生した瞬間に居合わせた5人に加え、1人も飛び入り参加、
「これだから文学部は」というセリフを考案した前部長は2作品を作り上げ、
計7本もの「これだから文学部は」が披露されました。

残念ながら著作権の絡む音源を使っている作品ばかりなので
現時点でWeb公開する予定のあるものは(多分)ないと思いますが、
僅か1週間の期間の間にデパルマ現部員の英知が結集して
これほどまでに文学部が蔑まれることになって、
現2年唯一の文学部の私としては何とも痛快(?)でした。

案外やってみればなんとかなるものなのか
早くも「『やっぱ左回りで』を最初のフレーズに使う1分以内の作品を作る」
という企画が立ち上げられ、今回参加しなかった部員たちも
2週間の猶予の中で(1週間伸びた!)次なる作品を生み出そうとしております。


自由ほど不自由なものはないというか、
一から何かを創造することはなかなかに難しい気がしますが、
こうやってわずかに条件を設けて何でもいいから作ってみる、という経験を通して
もっと気軽に制作に乗り出し、今まで以上に意欲的な制作活動ができれば、
デパルマもまた新たなステージへ進んでいける・・・ような気がします(独断)






・・・当たり障りのないことしか書けないのは
僕がこの時私用で帰省していてその場にいられなかったからです・・・!!
僕もみんなと一緒にみんなの作品を鑑賞したかった!!


今回制作された作品も含め、デパルマで制作している作品について興味のある方は
いつでもふらっと映画部室を覗きに来てくださっても構いませんよ?
学年問わず性別問わず、いつでも大歓迎です。
私たちの部室は新サークル棟410号室ですので。

今後とも私たちデパルマに乞うご期待!!




とむ

2013年11月4日月曜日

篝火とハートソウル

長らくブログも放置気味でしたが少しずつ再開していきたいと思います。

11月1日(金)から昨日3日(日)まで、東北大学祭の一企画として
秋季番外上映会「篝火とハートソウル」を講義棟B203教室で行いました。

正直なところ部としても映画製作が若干滞りを見せていた時期で、
学祭向けの短編映画というものも十分に用意できていない状態ではありました。

結果として新作7本、公開済み作品4本の計11本を放映いたしましたが、
それぞれ頂いたアンケートの感想からは映画部員も納得の意見を得ました。
やはり力を入れ、見る人への伝わり方も考え、努力しながら作った分だけ
それなりの評価を頂くことができるのだなと改めて認識したように感じます。

所詮は学生のノリで作られた映画(というより映像?)なので
「意味が分からない」という意見を多数いただいた作品もあります。
一方で、それも含めて「大学生らしい」とか「自分が若いころにやりたかった」など
非常にありがたい意見もありました。本当にうれしい限りです。

我々映画部デパルマは、どちらかといえば個人製作をバックアップする体制を有し、
個々の表現者が手助けしあうために集った集団というような性格があります。

脚本や監督、撮影、編集、演出などを分業してやろうという試みもありますが
結局のところ脚本家がその世界を描きたくてそのまま監督となり、
自ら撮影をし編集作業に勤しむことが多いのです。

ただそれが個人でも作品を作ろうという意欲につながり、
その人だけの世界観満載な、多種多様な作品が次々誕生することにもつながっています。

明確なメッセージ性を持って作品を作り始めることもあれば、
こういう映像を撮りたいという気持ちから作品が完成することもあります。
それらすべてをひっくるめてのデパルマなのではないかな、とも思うのです。

コイツこんなことを思ってんだな、というのが
完成した一つの作品から見えてくる醍醐味があります。

今回、デパルマにしてはたくさんの、180人を超える方にご来場いただきました。
本当にたくさんの意見、感想、叱咤激励を頂きました。

作品を作った部員も、今回は出品しなかった部員も、熱心にアンケートを読み
「やはり映画を作りたい」という気持ちを新たにしていました。

次なる上映会は3月15日になります。4か月もの時間があります。
いくつかすでに製作途中の長編作品がありますので、
きっと、こだわりのある完成作品を放映できるのではないかと期待しています。

改めて、「篝火とハートソウル」にご来場いただきありがとうございました。
今後の東北大学学友会映画部デパルマの活動にご期待ください。



とむ