2013年11月4日月曜日

篝火とハートソウル

長らくブログも放置気味でしたが少しずつ再開していきたいと思います。

11月1日(金)から昨日3日(日)まで、東北大学祭の一企画として
秋季番外上映会「篝火とハートソウル」を講義棟B203教室で行いました。

正直なところ部としても映画製作が若干滞りを見せていた時期で、
学祭向けの短編映画というものも十分に用意できていない状態ではありました。

結果として新作7本、公開済み作品4本の計11本を放映いたしましたが、
それぞれ頂いたアンケートの感想からは映画部員も納得の意見を得ました。
やはり力を入れ、見る人への伝わり方も考え、努力しながら作った分だけ
それなりの評価を頂くことができるのだなと改めて認識したように感じます。

所詮は学生のノリで作られた映画(というより映像?)なので
「意味が分からない」という意見を多数いただいた作品もあります。
一方で、それも含めて「大学生らしい」とか「自分が若いころにやりたかった」など
非常にありがたい意見もありました。本当にうれしい限りです。

我々映画部デパルマは、どちらかといえば個人製作をバックアップする体制を有し、
個々の表現者が手助けしあうために集った集団というような性格があります。

脚本や監督、撮影、編集、演出などを分業してやろうという試みもありますが
結局のところ脚本家がその世界を描きたくてそのまま監督となり、
自ら撮影をし編集作業に勤しむことが多いのです。

ただそれが個人でも作品を作ろうという意欲につながり、
その人だけの世界観満載な、多種多様な作品が次々誕生することにもつながっています。

明確なメッセージ性を持って作品を作り始めることもあれば、
こういう映像を撮りたいという気持ちから作品が完成することもあります。
それらすべてをひっくるめてのデパルマなのではないかな、とも思うのです。

コイツこんなことを思ってんだな、というのが
完成した一つの作品から見えてくる醍醐味があります。

今回、デパルマにしてはたくさんの、180人を超える方にご来場いただきました。
本当にたくさんの意見、感想、叱咤激励を頂きました。

作品を作った部員も、今回は出品しなかった部員も、熱心にアンケートを読み
「やはり映画を作りたい」という気持ちを新たにしていました。

次なる上映会は3月15日になります。4か月もの時間があります。
いくつかすでに製作途中の長編作品がありますので、
きっと、こだわりのある完成作品を放映できるのではないかと期待しています。

改めて、「篝火とハートソウル」にご来場いただきありがとうございました。
今後の東北大学学友会映画部デパルマの活動にご期待ください。



とむ

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